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    こだわり

    山のはちみつ屋について

    「秋田・田沢湖の大自然とみつばち達に感謝」
    秋田県仙北市田沢湖、日本一深い湖「田沢湖」のあるこの小さな町に山のはちみつ屋があります。玉川温泉に続く道沿いの小さなテントでその年に採れたはちみつと、健康食品のプロポリスを販売したのがはじまりでした。

    この土地ではちみつ屋ができるのは、わたし達のはちみつを美味しいと喜んでくれるお客様のおかげ。そして、美味しいはちみつの採れるこの豊かな自然環境があるから。さらにこの環境を守ってくださる地域の皆さんのおかげ…ありがたいことだといつも感謝の想いでいっぱいです。

    雄大な大地にどっしりと根をはる樹々達、そして清く澄んだ水、体中にきりりと元気を与えてくれる空気、力強くいのち達をてらす陽の光、青く澄み切った空、みんなみんな、ここに暮らす人々があたり前のように環境を守ってくれているから。私達のみつばち達も守られ、おいしい蜂蜜ができあがります。

    自然あっての養蜂業です。自然は時に猛威を振るうこともあります。けれども、自然なくしては人々の生活は何ひとつ成立しない。私達もまた、ミツバチ達からその自然の恵みをおすそ分けしてもらっています。これからも自然への感謝を忘れずに、そして皆様に美味しく召し上がっていただけるよう、大切にお届けしてまいります。

    国産トチ蜂蜜のこだわり

    国産トチ蜂蜜の特徴

    秋田田沢湖地区では5月下旬から6月中旬頃、山の栃の木が花を咲かせます。とんがり帽子のような円錐状に小さな小花をつけます。「大人の両手で抱えられる太さの木1本に、一斗缶1本分の蜂蜜がぶら下がっているんだ」と花が目立ってくるとワクワクした様子で蜂五郎が話します。

    そんな栃の花の蜂蜜は、アカシヤに比べて色も少し濃いめ。コクのあるまろやかな甘さで、優しい花の香りがするはちみつです。大自然の花々とミツバチ達にしか作りだすことのできない天然のスイーツです。

    誕生ヒストリー

    山のはちみつ屋代表、蜂五郎こと西村隆作が親類の養蜂業を手伝いながら5年間の修行を経て、昭和52年に独立・みつばち屋を始めました。夏は玉川の山の中で採蜜する生活を続け、いずれ、観光地の田沢湖で、自分のはちみつを直売したいと思い続けました。

    平成6年現在地にて通年営業を開始。秋田県の玉川地区の山々には栃の木が多く自生しており、蜂蜜の宝庫です。

    全国から移動養蜂で採蜜をする仲間も多い地域です。地元で採れた美味しい蜂蜜をもっと沢山の方に味わってもらいたいという想いは、今も変わらずこの栃蜂蜜に込められています。ご愛用のお客様には「蜂蜜らしい、なつかしい味がするね」とよくお話をうかがいます。はちみつと言ったらアカシヤと誰でも知っているこの頃ではありますが、私達山のはちみつ屋の原点はここにあります。

    歳月が流れ、山の樹々達の様子も少しづつ変わり、季節の訪れや気候変動で蜂蜜の味にも変化がありますが、この自然からの恵みを大切に守り、これからも皆様の沢山の笑顔に会えますよう「みつばち屋」をがんばってまいります。